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コンサルティングするにはそれなりに経験が必要と思いますので
代表取締役 坂根信勲が 何をしてきたのかの概要をお話しします。
大学はPanasonicの大坪社長と同じ関西大学工学部機械工学科を卒業し、セールスエンジニアを目指して総合商社の兼松江商(株)(現、兼松株式会社)に入社しました。
兼松(株)産業機械部に在籍中、昭和61年頃(1986年)に進相コンデンサーやトランスなど電気機器を取り扱うことから始まり、新たに電気や省エネに関する勉強をすることになりました。自家発電機やその廃熱を利用したコ・ジェネレーションもその時代から多数販売しておりました。また幸運にも私の周りにはボイラなど熱にくわしい方や空調に詳しい方、制御技術に優れた方たちがおられ色々な方々に助けられながらも自然と省エネルギーの経験を積んで参りました。この時代に環境関係に深く関心を持ったのです。
なかでもユニークなのが「エネルギーバランス省エネシステム」を商品開発し冷房時の廃熱でお湯をタダで作って利用したり、お風呂の捨てている排水熱20~25℃から熱を取ってヒートポンプでお湯にするとか、井戸水の15℃の水を利用して冷凍機や空調機の効率をあげるとか、インバーターポンプを使って搬送動力の省エネをしたり、オーニング熱反射ガラスを使って断熱を図るなど、旅館、ホテル、スーパー、等に向け提案営業をしておりました。
今から20年前にアメリカからの輸入品ですばらしい高性能多機能濃縮洗剤を販売しようとしたのもこのときですが時代がまだ早く環境に良いからとか高性能だからとかで売れる時代ではありせんでした。でもこの時の商品開発が脱フロン洗浄とか生分解98%以上とか手に優しいとか今の時代にようやくマッチングしてきて今回のECOPOWERの商品開発につながりました。
その後、バブル時代に東京本社在職中は省エネからは遠ざかり、日産自動車、富士重工、いすず の工場向けに生産ラインの搬送コンベヤや自動倉庫、垂直搬送機など物流機器の販売や駐車場事業提案販売などしており私の課で年間100億円を超える売上げがありました。この時はずいぶん色々なお客様の工場に入らせて頂いて打ち合わせや提案を行っており生産プラントやいろいろな事業提案の経験を積ませて頂きました。
大阪本社に戻ったときは捨てている排水を逆浸透膜を使って水リサイクルの技術を病院やスイミングプール等に提案し納入したり、機能性セラミックを利用する方法や光触媒を使った殺菌システムなどスーパー銭湯やプールに利用して頂きました。
古くからお付き合いがあった(株)東洋スタンダードより今までのデマコンでの問題点を解決した圧縮機を傷めない新型のデマコンや小型個別タイプの空調省エネテスト器を作ったとのアプローチがあり、私の親しいお客様の事務所に早速取り付け、テストして頂くことにしました。
この小型個別タイプの空調機の省エネ制御が後の「BeONE」なんです。お客様の評価は良く電気代も下がり暑さも問題にならないことから本格的に販売することになりました。 
さらにこのお客様にインバータ蛍光灯への転換を提案しこれも省エネ評価が高く、私の省エネ提案営業が再開された次第です。
その後1999年9月兼松(株)が大リストラすることになり、私の所属する本部も解体されるとのことからここで夢を持つことも出来ず希望退職を出し退職いたしました。

退職後、(株)東洋スタンダード社長からのお誘いもあり 営業部長として席を置くことになりました。
当初は、販促ツールの整備が不備でありましたのでBeONE-Mのカタログづくりから始まり、時間はかかりましたがシンガポール現地法人への拠点づくり、四国営業所の整備など組織の確立を図りました。同時に(株)東洋スタンダードの社長の協力もあって総合的な省エネ提案ができるようにコンサル会社として(株)エコプランを立ち上げました。
当初BeONEは計測機能がなかったのでいちいち電力計を持ち込み計測して省エネの確認をしていたのですが、これでは手間ばかりかかるので省エネをどうしたら計測できるか、あるとき私がトイレに入っていて水が流れるのを見て、今流れた水の使用量をどうして量るかって考えていたらアイディアが浮かび東洋スタンダードの営業会議において省エネ量の計算方法を発表しました。これは現在東洋スタンダードの第2の特許となっておりますが、計算方法のアイディアは私が出したものなんですよ。(笑)
なんだかんだと言って、このBeONE-Mに惚れて提案営業してます。なぜなら省エネの証明ができて、中小規模の工場だとすぐ電気料金や契約電力の削減に繋がりよくわかりますのでお客様から喜ばれるからなんです。お客様は皆さんがよくご存じの大手工場が多くあり、東洋スタンダード全体では30,000台を越える実績になりました。私が名古屋営業所を設立してからはトヨタ自動車本社の燃料電池のビルEP棟に49台入れさせて頂きました。残念ながらカメラ持ち込み禁止で取付写真は撮れていませんがビルの外観写真は公道からgetさせて頂いております。その後も継続発注頂き100台以上越えております。
そのほか納入したところは、トヨタグループ関係ではデンソー 760台を筆頭に、豊田自動織機アイシン精機東海理化豊田合成ヤマハ発動機、各位など、また食品関係では味の素冷凍食品中部工場森永乳業中京工場、最近では井村屋製菓津工場各位、松下パナソニックグループ関係ですと海外も含めると1000台は越えます。
このBeONE-Mも外装ケースは同じでも中身は進化しており今はかなりバージョンアップされ種類も増えております。(詳細は別途商品コーナー参照ください)
デマンドコントローラと連携が出来るBeONE PLUS(ビーワンプラス)
電力監視も出来る社内LANを使ったREMS-NETシステム(レムズネット)
などもありお客様のニーズにあったシステムを提供させて頂いております。
メーカーの頭脳の一人として、日々お客様のニーズを考えて、進化させることが私達の仕事です。本体が良くても取付方法や制御方法も工夫が必要です。
もちろん空調だけでなく電灯関係の省エネも必須です。
「インバータ蛍光灯」や最近では「LED蛍光灯」への転換提案や「ダミー管と反射板を使ったカットワン方式」などもご提案させて頂いております。
照明の省エネはその機器が発生する熱も押さえられ空調負荷の低減にも繋がります。
(詳細は別途商品コーナー参照ください)
断熱においては窓ガラスの熱線カットコーティング「スマートコート」を材料売りから施工込みでの提案もさせて頂いております。これは私が知る限り類似商品の中で群を抜いての技術評価をしております。(詳細は別途商品コーナー参照ください)
また屋根断熱コーティング塗料も空調の省エネに関連します。
省エネは落ち穂拾いのように小さな無駄を集めて大きな利益にせねばなりません。いろいなアイディアを集めて拾っていかねばなりません。すべてを書くことも出来ませんしこれ以上文章が長くなると皆さんに読んで頂けませんのでこの辺でコメントは止めます。
会社方針として省エネせねばならないとき、経費削減したいときご相談ください。
無償で対応させて頂きます。
なお報告書など必要な場合はエネルギー管理士(熱・電気)とも契約しておりますので
ご相談ください。この場合の費用は別途必要となります。

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